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マウス詳細データ: lox-Eisukeマウス
| 系統情報 | |
|---|---|
| 資源番号 | nbio211 |
| 系統名 | lox-Eisuke |
| 正式名称 | B6-Tg(EKAREV)pT2A-lox-tdKeima-3903NES |
| 略称・別名 | |
| 系統分類 | mutant |
| バックグラウンド系統 | C57BL/6J |
| 由来 | 京都大学大学院生命科学研究科 生体制御学 |
| 樹立者 | 松田 道行 |
| 寄託者 | 松田 道行 |
| 分譲条件 | 提供承諾書が必要。分譲手続はこちら |
| Animal Health Report | |
| 詳細 | ERKのキナーゼ活性をモニターするFRET バイオセンサー(細胞質局在型)にlox-tdKeimaを付加したプローブを発現させたトランスジェニックマウスである。ERK (extracellular signal-regulated kinase, 細胞外シグナル調節キナーゼ) は、MAPキナーゼファミリーに属し、細胞の増殖や分化に関与し、とくにがん遺伝子情報伝達系において重要な役割を果たしている。本マウスはCAGプロモータ下にほぼすべての組織でKeima蛍光タンパク質を発現する。組織特異的Cre発現マウスと交配することにより、組織特異的にKeima蛍光タンパク質からFRETバイオセンサーへと発現をスイッチすることができる。本マウスを二光子顕微鏡による生体イメージング観察することにより、胎児および成体のさまざまな組織におけるERKのキナーゼ活性を時間的、空間的に測定することが可能である。様々な組織の初代培養細胞にても十分な発現が見られることから、生きた動物でのシグナル伝達系の解析のみならず、シグナル分子をターゲットとした薬力学的解析など、創薬への応用も期待される。上皮組織を用いた場合、細胞間でのERK活性の違いを検出するには、核内型の方が使いやすい。細胞の形態も観察したい場合は、細胞質局在型を用いる必要がある。なお、一般的にFRETバイオセンサーは固定標本には用いることができない。 注:FRET(Förster (or fluorescence) resonance energy transfer, 蛍光共鳴エネルギー移動) |
| 参考文献 |
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| 保存情報 | |||
|---|---|---|---|
| 精子 | 自家 | 遺伝子型 | |
| 凍結方法 | FERTIUP | ||
| 他機関 | 遺伝子型 | ||
| 凍結方法 | |||
| 胚 | 自家 | 作出方法 | |
| 遺伝子型 | |||
| 凍結方法 | EFS40 | ||
| 他機関 | 作出方法 | ||
| 遺伝子型 | |||
| 凍結方法 | |||
| 分譲までの期間 | 凍結精子 | 手続完了次第即日発送可能 | |
| 凍結胚 | 手続完了次第即日発送可能 | ||
| 生体 | 約2ヶ月 | ||
| 遺伝子情報 | |
|---|---|
| 作出方法 | transgenic |
| 遺伝子記号 | CFP, YFP, tdKeima |
| 遺伝子名 | Cyan Fluorescent Protein, Yellow Fluorescent Protein, tandem dimer of Keima |
| genotyping情報 | 青色光(450nm前後)照射によりマウス体表面から蛍光(620nm前後)を発する(Keimaの発色)を確認する。 |
